サッポロビール本社に隣接する恵比寿ガーデンプレイス。
その片隅に、恵比寿神社と呼ばれる、小さな社がある。
さらにその一角に、高橋龍太郎の銅像がある。
本日(6日)、別件取材で近くを訪れたので、
遅ればせながら、龍太郎さんに出版報告をした。
拙著『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』にあるように、
龍太郎さんは、私財を切り崩してチームを運営し続けた。
そこには「野球が好き」という純粋な思いと、
「パ・リーグのため」という使命感があった。
しかし――。
龍太郎の奮闘は、結果的に報われることはなかった。
発足から三年、ユニオンズは解散を余儀なくされた。
チーム解散が決定した瞬間、龍太郎は近くの新聞記者につぶやいた。
「みんな無駄だったね……。同情してくれるかい?」
……それでも僕は「決して無駄ではなかった」と思いたい。
龍太郎さんの決意と覚悟があったからこそ、
今日に続くパ・リーグの歴史があるのだと思いたい。
遅ればせながら本日、秋晴れの恵比寿で、
龍太郎さんに、ようやく出版報告をすることができた。
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